症状：吸気時(息を吸った時)の肩甲骨内側縁部の痛み
経過：朝、起床時より痛み出現(衣服の脱ぎ着など左上肢の動作に伴って痛む)
来院時、左肩甲骨軽度内転位、軽度上方偏位、肩甲骨内側縁(腸肋筋、大菱形筋部)に圧痛を認める。
問診、視診、運動検査を行い施術開始。
週3回の施術で痛み消失。運動など問題ない為、施術終了としました。
考察(簡略化)：問診、視診、運動検査にて
①受傷からの経過（受傷原因、症状発現シュチュエーション）etc
②受傷部位の状態（圧痛、骨、筋肉の位置）etc
③立位、座位の体勢確認(疼痛緩和肢位)etc
上記を確認の上、治療対象筋（左腸肋筋、菱形筋、前鋸筋、広背筋、大円筋、上腕三頭筋）を順次施術しました。施術後は吸気時の痛みが減少し、1回目術後検査にて痛み部位が軽度上方へ移動した為、肩甲挙筋、棘上筋の関与も推測し2回目は同筋にもMT-MPS施行。
3回目にはやや違和感が残存(肩甲骨内側縁)も施術後は消失。
症状出現後、早期に施術出来た事が早期改善に繋がったと思います。
直近で庭木の肥料やりで重たい肥料を持ち運んだ負担もあったので、その際の注意点とセルフケア方法をお伝えし本症例に対しての施術を終了としました。
※本症例においては器質的な問題、既往症などもない方で、介達痛もなく肋骨骨折などではなく筋肉からの症状と判断し施術しました。
背部痛、不眠症、めまい、眼精疲労、頚部痛、腰痛など身体の痛みにお悩みの方は筋肉治療の専門院の当院まで一度、ご相談下さい。
小林整骨院
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