【症状】
・右小指DIP関節掌側部痛(小指の掌側の指先に1番近い関節です)
・握り込みが力が入りにくい。
【経過】
瓶の蓋を開ける際に痛めた。
以降、ペットボトルなどの蓋を開ける時やDIP関節掌側を押すと痛い(圧痛)
この方は以前、ばね指での施術を当院で受けた経緯で今回もご相談を受けて施術させて頂きました。
【検査、治療】
圧痛部位、腫脹の有無、動作(ROM関節可動域を含む)時痛、など確認の上、「尺側手根屈筋、深指屈筋、浅指屈筋、指伸筋、手内筋、短小指屈筋、手内筋群」が筋浮腫、硬結、過緊張状態の持続により血流障害を引き起こし、症状発現していると推測。
上記筋群の血液循環及び筋緊張緩和を目的として、徒手治療(MT-MPS)を施行。
【術後】
圧痛VAS10→2(VAS:患者様の痛みの10段階評価)
握り込み動作時痛(消失)
2回目の施術時には圧痛(消失)
握り込みの際、力が入るようになる。
症状緩和となった。
今回は比較的早期に症状が消失しましたが、問診にて年齢的にも同じ家事炊事などの作業でも日常的に掛かる手への負担度合いが以前よりも増している事が推測されますので、再発防止の為、自宅で出来るセルフケア方法をお伝えさせて頂きました。
※本症例では主に「上肢の筋肉」への施術で症状が改善しましたが、なかなか改善しない頑固な症状の場合、体幹部の「脊柱筋の筋硬結」が関与してる事が考えられます。
腕や手の症状を発症した方で、『普段から背中や肩首もしんどい、痛い、よく寝違える』
など、感じている方は背中の治療も必要なケースもありますので、今回のような症状でお悩みの方は是非、当院までご相談ください。
小林整骨院
大阪府堺市北区中百舌鳥町6-1020-3
Tell:070-4130-3675
HP: https://kobayashi-mt-mps.com